大原にある三千院門跡(さんぜんいんもんぜき)です。
三千院は、天台宗の寺院で山号は、魚山(ぎょざん)、本尊は薬師如来、開基は最澄です。
三千院は8世紀に比叡山に建立された円融房に起源をもち、のちに比叡山東麓の坂本(現在の大津市)に移され、たび重なる移転の後、1871年(明治4年)に現在地に移ったものです。「三千院」あるいは「三千院門跡」という寺名は1871年以降使われるようになったものです。