堀川通中立売にある中立売橋(堀川第一橋)です。
中立売橋は、二条城と皇居を結ぶ公式ルートにあって長さは約15m、幅員が9m以上もあり、当時の橋としてはかなり広いものでした。明治6年に京都府によって架け換えられ、現在の石造アーチ橋となりました。アーチ構造がほぼ円形になっているのは珍しいそうです。この橋の石材は方広寺の大仏蓮台の石垣の石が用いられたとされています。そして橋上の高欄も石造りで、端に建てられた親柱には「堀川第一橋」と刻まれています。
京都市上京区堀川中立売東橋詰町
丸竹夷
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