大原にある音無の滝(おとなしのたき)です。
音無の滝は声明の天才的演奏家であった聖応大師(良忍)が声明の練習をしていたとき、滝の音が音律に同調して音が消えて無くなったと言われ、この滝を「音無」と名付けたと言われています。
滝は二段になって一枚岩を流れ岩の表面に水が跳ね、何とも涼しげです。
途中、小さい滝があるためそこが音無の滝と勘違いしたまま帰る方も多いようですので間違いないように奥まで進んでください。観光地からほど近く、訪れる人も少ないのでゆっくりと癒しの時間が欲しい方におすすめです。
京都市左京区大原来迎院町
拝観料:無料