
伏見にある御香宮神社(ごこうのみや、ごこうぐうじんじゃ)です。
御香宮神社は当初は「御諸(みもろ)神社」と称していましたが、平安時代の貞観四年(862)に境内から香の良い水が湧き出て、飲めばたちどころに病も治ったことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったとあります。
境内の「御香水」は名水百選に認定されており、今も途切れることなく湧き出ています。この水が伏見の酒を造り出します。
拝殿にある、中国の登龍門の故事に基づいた極彩色彫刻がとても印象的です。また境内に湧き出ている御香水は、環境庁が指定した「日本名水百選」の一つに選定されていて、水をくみに来る人が後を絶ちません。
京都市伏見区御香宮門前町174
075-611-0559
拝観日:年中無休
拝観時間:9:00-16:00