
東山にある法住寺(ほうじゅうじ)です。
法住寺は、平安時代中期に藤原為光によって創設され、その後院政期にはこの寺を中心に後白河上皇の宮廷「法住寺殿」が行われましたが、寿永2年(1183年)にその法住寺殿が木曾義仲によって焼き討ちされた法住寺合戦が起こりました。
境内の身代不動明王像は、法住寺合戦の放火のさいに、上皇の身代わりとなったと伝えられています。
また、大石内蔵助がこの法住寺に参拝したと伝えられており、その縁から四十七士木造も安置されています。
京都市東山区三十三間堂廻り655
075-561-4137
拝観時間:6:00〜17:00