
高尾にある神護寺(じんごじ)です。
神護寺は愛宕山山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、開基は和気清麻呂です。紅葉の名所として知られており、清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建てられています。
神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺で、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院です。
参道はかなり険しい道が続きますが、登り切るとあの有名なかわら投げが体験できます。足もすくむほどの絶壁から、眼下へ瓦を投げます。結構な注目を浴びてしまいますのでそのつもりで挑戦してください。
京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
075-861-1769
拝観日:年中無休
拝観時間:9:00-16:00(閉門17:00)