鷹ヶ峰にある光悦寺(こうえつじ)です。
光悦寺は、元和元年(1615)に本阿弥光悦が徳川家康から鷹峰一帯の地を寄進され、その地に本阿弥家代々の位牌堂を建てたのに始まります。
光悦は、桃山・江戸時代の芸術家で、刀剣の鑑定のほか芸術指導者として活躍しました。晩年は創作、雅遊の日々を送り寛永14年(1636)八十歳で同地で没しています。
境内の庭にはたくさんの茶室が建てられています。
境内に続く長い石畳は、新緑に生え息を飲む美しさです。秋には紅葉の落葉で真っ赤に染まります。茶席の寺と言えるほど、茶席が点在しており、光悦寺独特の竹垣、「光悦垣」臥牛垣(ねうしがき)も見所の一つです。
京都市北区鷹峰光悦町29
075-491-1399
拝観時間:8:00-17:00
拝観日:11月10-13日以外、毎日
拝観料:300円