洛北にある詩仙堂(しせんどう)です。
詩仙堂は、徳川家康の家臣であった石川丈山が隠棲した山荘で、丈山寺という名の曹洞宗の寺です。建物、庭園は創建当時の姿を残しています。その名の由来は中国の詩歌三十六人の肖像を狩野探幽に描かせた「詩仙の間」を中心としているとこらからそう呼ばれています。庭園には、凹凸か十境、又は十二景を見立てており、詩仙の間の趣向とともに、丈山の文人趣味が強くあらわれています。
石川丈山自身により設計された庭は四季折々に楽しむことができ、特に5月下旬頃のサツキと秋の紅葉が有名で観光客で賑わいます。庭園にはししおどしがあり、その音を楽しむことができます。
京都市左京区一乗寺門口町27
075-781-2954
休観日:5月23日
拝観時間:9:00-17:00(受付16:45)
拝観料:大人500円