
東山区にある養源院(ようげんいん)です。
養源院は、文禄3年(1594)淀君が父浅井長政の菩提のため秀吉に願い建立したのが始まりです。後に火災で消滅するが徳川秀忠の妻おごうが伏見桃山城の一部を移築して再建しました。
移築の際、徳川家臣鳥居元忠一族の自決の血痕が残る床を、天井板に貼り付けた血天井があります。
うぐいす張りの廊下や、俵屋宗達の絵が見所の一つですが、やはり天井にくっきりと残る「血天井」は一見の価値があります。音声案内付きでとてもわかりやすいです。
京都市東山区三十三間堂廻り町656
075-561-3887
拝観時間:9:00-16:00