松尾にある、苔寺(こけでら)(世界遺産です)
苔寺は行基の開創と伝えられる古刹で、暦応2年(1339年)に造園にすぐれた夢窓国師が復興した寺です。「西芳寺」が正式の名称ですが、一般には「苔寺」と呼ばれ、こちらの通称名のほうが広く知られています。その名の通り、境内の庭は、見事な苔で覆われていて、心字池を中心とし、四つの島で形成されています。拝観するためには、前もって葉書で拝観日を予約しなければ中に入る事さえできません。
1994年に世界遺産に指定されています。拝観料が3000円と、少々割高ですが、写経などの体験もできるので、価値ある時間が過ごせます。
予約すると、強制的に写経が出来ます。一面苔に覆われた庭は、まさに苔寺と呼ばれる由縁です。予約しないと中に入れませんので、十分ご注意ください。門の前まで来て予約しないと入れないことに気づく観光客を何度も見かけました。
京都市西京区松尾神ヶ谷町56
075-391-3631
拝観時間:指定(要予約)約90分
拝観料:3000円(予約なしの拝観は不可)