岩戸山(いわとやま)は、京都・祇園祭前祭(さきまつり)に参加する大型の曳山の一つです。日本神話に伝わる「天岩戸(あまのいわと)」の物語を題材とし、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸に隠れたことで世界が闇に包まれ、神々の力によって再び光が戻る場面を表現しています。
高さ約15メートルの堂々とした山は、美しい懸装品や彫刻で飾られ、祇園祭を代表する曳山の一つとして多くの人々に親しまれています。宵山期間には山内部も公開され、豪華な装飾を間近で鑑賞することができます。
歴史・由緒
岩戸山は、『古事記』や『日本書紀』に記された「天岩戸神話」に由来しています。
弟・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴な振る舞いを悲しんだ天照大御神は、天岩戸に身を隠してしまいました。世界は闇に包まれ、神々は相談の末、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の舞や八咫鏡(やたのかがみ)を用いて天照大御神を岩戸の外へ導き、再び世界に光が戻ったと伝えられています。
岩戸山では、天岩戸の前に立つ伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、手力男命(たぢからおのみこと)、天照大御神などの神像によって、この神話の名場面が再現されています。
見どころ
天岩戸神話を再現
日本神話を代表する「天岩戸」の物語を立体的に表現した山です。
大型の曳山
山鉾巡行では迫力ある曳山として、多くの見物客を魅了します。
神話の登場人物
天照大御神や手力男命など、日本神話の神々を表した人形を見ることができます。
豪華な懸装品
美しい西陣織や伝統工芸品で飾られ、「動く美術館」と呼ばれる祇園祭の魅力を感じられます。
訪問のポイント
岩戸山を訪れるなら、宵山期間がおすすめです。山内部が公開され、神話を題材にした御神体や豪華な装飾を間近で見ることができます。
巡行当日は迫力ある曳山の姿を楽しめるほか、近くには放下鉾、船鉾、保昌山などがあり、徒歩で巡りながら前祭の山鉾を満喫できます。
基本情報
| アクセス |
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| 住所 | 京都市下京区新町通高辻上る岩戸山町 |
| 公式サイト | https://www.iwatoyama.jp/ |