保昌山

保昌山(ほうしょうやま)は、京都・祇園祭前祭(さきまつり)に参加する山の一つです。平安時代の武将・平井保昌(たいらのやすまさ)と、歌人として名高い和泉式部の恋物語を題材としており、祇園祭の山の中でも珍しく恋愛をテーマにした山として知られています。

山には、和泉式部が「紫宸殿の紅梅を折ってきてほしい」と願い、それを保昌が命がけで成し遂げたという逸話にちなみ、紅梅を手にした保昌の姿が表現されています。

現在では、良縁や夫婦円満、恋愛成就のご利益がある山として、多くの参拝者が訪れています。

歴史・由緒

保昌山は、平安時代中期の武将・平井保昌と歌人・和泉式部の恋物語に由来しています。

和泉式部は保昌の愛情を試すため、「禁中の紫宸殿に咲く紅梅を折ってきてほしい」と願いました。保昌は宮中へ忍び込み、危険を冒しながらも見事に紅梅を持ち帰ったと伝えられています。

この逸話は、保昌の誠実な愛情を象徴する物語として語り継がれ、祇園祭では恋愛や良縁を願う山として親しまれるようになりました。

山には毎年本物の紅梅が飾られることでも知られ、初夏でも美しい梅の枝を見ることができる珍しい山です。

見どころ

武将・平井保昌と歌人・和泉式部の美しい恋物語を題材としています。

本物の紅梅

山には毎年生の紅梅が飾られ、保昌が持ち帰った紅梅を象徴しています。

良縁・恋愛成就

恋愛や夫婦円満、良縁を願う人々から厚く信仰されています。

祇園祭では珍しい恋愛の山

戦いや中国故事ではなく、恋愛をテーマとする数少ない山として人気があります。

訪問のポイント

保昌山は四条烏丸エリアに位置し、長刀鉾や月鉾、郭巨山などとあわせて巡ることができます。

宵山では毎年飾られる紅梅にも注目してみてください。祇園祭の季節に梅を見ることができる珍しい山であり、恋物語に思いを馳せながら見学すると、より深くその魅力を感じられます。

基本情報

アクセス
  • 阪急京都線「烏丸駅」徒歩約6分
  • 京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩約6分
  • 京都市バス「四条西洞院」徒歩約4分
住所 京都市下京区東洞院通松原上る燈籠町
公式サイト http://www.gionmatsuri.or.jp/ad_hozon/hoshoyama.html

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