神護寺(じんごじ)は、京都市右京区高雄にある高野山真言宗の別格本山で、高雄山の中腹に建つ京都屈指の古刹です。紅葉の名所として全国的に知られ、清滝川に架かる高雄橋から石段を登って境内へ向かう参道は、四季折々の自然に包まれています。
境内には国宝や重要文化財が数多く伝わり、弘法大師・空海が14年間暮らした寺としても有名です。都会の喧騒を離れた静かな山寺で、歴史と自然が調和した京都らしい景観を楽しめます。
歴史・由緒
神護寺は824年(天長元年)、和気清麻呂が創建した神願寺と、高雄山寺を統合して成立した寺院です。平安時代初期には**空海(弘法大師)**が住持となり、約14年間にわたって真言密教の布教や教学の中心地として栄えました。
また、神護寺は平安時代の政治とも深く関わり、**灌頂(かんじょう)**など密教儀式が盛んに行われた寺院として朝廷の厚い保護を受けました。現在も国宝「薬師如来立像」をはじめ、多くの仏像や古文書を所蔵し、日本仏教史において極めて重要な寺院とされています。
秋には境内全体が鮮やかな紅葉に包まれ、高雄・槇尾・栂尾の「三尾(さんび)」を代表する紅葉名所として多くの参拝者が訪れます。
見どころ
金堂
本尊・国宝「薬師如来立像」を安置する神護寺の中心伽藍です。
多宝塔
山中に建つ朱塗りの美しい塔で、高雄の自然と調和しています。
かわらけ投げ
厄除けとして素焼きの皿を谷へ投げる、神護寺名物の体験です。
紅葉の名所
境内や参道は京都屈指の紅葉スポットとして知られています。
高雄橋と石段
清滝川に架かる高雄橋から続く石段は、神護寺を象徴する風景です。
訪問のポイント
神護寺へは約300段の石段を登るため、歩きやすい靴がおすすめです。紅葉シーズンは特に混雑しますが、新緑の季節も静かな山寺の魅力を存分に味わえます。
参拝後は名物の「かわらけ投げ」に挑戦してみましょう。また、西明寺や高山寺とあわせて巡ることで、高雄・槇尾・栂尾の「三尾」の歴史と自然を満喫できます。
基本情報
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| 住所 | 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5 |
| 公式サイト | http://www.jingoji.or.jp/ |