六角堂(ろっかくどう)は、正式名称を**頂法寺(ちょうほうじ)という天台系の寺院で、京都市中京区六角通東洞院西入にあります。京都の中心部・烏丸御池に位置し、「京都のへそ」**とも呼ばれる歴史ある寺院です。
本堂が六角形をしていることから「六角堂」の名で親しまれています。聖徳太子の創建と伝えられ、1400年以上の歴史を誇る京都屈指の古刹です。
また、華道池坊発祥の地として世界的にも知られています。境内には池坊ゆかりの池や史跡が残され、日本の華道文化の原点を今に伝えています。
都会のオフィス街にありながら、鳩が集う穏やかな境内には四季折々の花が咲き、多くの参拝者や観光客の憩いの場となっています。
歴史・由緒
六角堂は、587年(用明2年)に聖徳太子によって創建されたと伝えられています。
聖徳太子が四天王寺建立のための材木を求めて当地を訪れた際、この地で沐浴を行い、守護仏である如意輪観音を祀ったことが始まりとされています。
平安時代には京都の中心を示す寺院として発展し、室町時代には僧侶たちが本堂のそばに花を供えたことから華道が生まれました。その僧侶たちは池のほとりに住んでいたことから「池坊」と呼ばれ、日本最古の華道流派として現在まで受け継がれています。
現在も「いけばなの発祥の地」として国内外から多くの華道愛好家が訪れています。
見どころ
六角形の本堂
寺名の由来となった六角形の本堂は全国でも珍しい建築です。現在の本堂は幾度か再建されていますが、創建以来の独特な形式を受け継いでいます。
聖徳太子ゆかりの古刹
創建は587年と伝えられ、聖徳太子ゆかりの寺として広く知られています。境内には太子ゆかりの史跡も残されています。
華道・池坊発祥の地
六角堂は日本最古の華道流派「池坊」の発祥地です。境内には華道文化を伝える史跡があり、現在も多くの華展や行事が開催されています。
へそ石
境内には京都の中心を示すとされる「へそ石」があります。平安京造営時の中心を示すという説もあり、人気の撮影スポットになっています。
四季の花々
境内では桜や紫陽花、蓮、紅葉など四季折々の花木が楽しめます。街中とは思えない静かな空間で、季節ごとの美しい景色を楽しめます。
訪問のポイント
境内は比較的コンパクトですが、へそ石や池坊ゆかりの史跡、本堂など見どころが多くあります。朝の時間帯は人も少なく、静かな雰囲気の中でゆっくり参拝できます。
徒歩圏内には御金神社、京都文化博物館、新風館、錦市場、本能寺などがあり、京都中心部を巡る散策コースにも最適です。
基本情報
| 拝観時間 |
|
|---|---|
| 拝観料 |
|
| アクセス |
|
| 住所 | 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248 |
| 公式サイト | https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/ |