放下鉾(ほうかぼこ)は、京都・祇園祭前祭(さきまつり)に参加する大型の鉾の一つです。「放下」とは、古くから寺社の境内などで曲芸や芸能を披露した芸人を意味し、その名に由来すると伝えられています。
高さ約25メートルを誇る鉾は、美しい懸装品や豪華な木彫で飾られ、「動く美術館」と称される祇園祭を代表する山鉾の一つです。鉾の屋根には稚児人形「三光丸(さんこうまる)」が乗り、優雅な姿で巡行に参加します。
宵山期間には鉾内部が公開され、多くの人が伝統工芸の美しさを楽しみに訪れます。
歴史・由緒
放下鉾の起源は室町時代にさかのぼるとされ、長い歴史の中で京都の町衆によって受け継がれてきました。
鉾の名は、中世に「放下」と呼ばれた芸能者に由来するといわれています。放下僧は曲芸や軽業、歌や舞を披露しながら全国を巡り、人々を楽しませました。
放下鉾の特徴は、天王座に稚児ではなく三光丸と呼ばれる少年人形が乗ることです。三光丸は日・月・星の「三光」を象徴するとされ、巡行では鉾の上から京都の町を見守ります。
また、応仁の乱で焼失した後も町衆の力によって復興され、現在まで祇園祭を代表する鉾として大切に守られています。
見どころ
三光丸が乗る鉾
放下鉾最大の特徴は、屋根の上に乗る少年人形「三光丸」です。
前祭を代表する大型鉾
高さ約25メートルを誇る迫力ある姿は、祇園祭を代表する鉾の一つです。
豪華な懸装品
美しい西陣織や木彫、金工など、京都の伝統工芸の粋を楽しめます。
鉾内部を見学
宵山期間には鉾へ上がることができ、内部の精巧な装飾や伝統的な構造を間近で見ることができます。
訪問のポイント
放下鉾を訪れるなら、宵山期間がおすすめです。鉾内部を見学できるほか、夜には提灯に照らされた幻想的な姿を楽しめます。
巡行当日は四条烏丸周辺で迫力ある辻回しを見ることができ、長刀鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾など前祭を代表する山鉾も徒歩で巡ることができます。三光丸が乗る姿は放下鉾ならではの見どころです。
基本情報
| アクセス |
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| 住所 | 京都市下京区新町通四条下る放下鉾町 |
| 公式サイト | http://www.gionmatsuri.or.jp/yamahoko/hokahoko.html |